日記でも証拠になる!!残業代の請求について

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まずは記録してみましょう

あなたの会社は、きちんと残業代を払ってくれていますか?

 

あなたが記憶している時間に比べて、給与明細の残業時間が短いと感じているなら、残業時間を記録しておく必要があります。

 

もし勘違いなら、きちんともらえていることが分かり、モチベーションも高まります。

 

一方、きちんと支払われていないようなら、未払い残業代の請求をする際の証拠になります。

 

どうやって残業についての記録をしておけばいいのか?

日記を書くだけで充分な証拠になりますよ。

「私はいつも日記を書こうと思ってるんだけど、三日坊主で終わるんです!」

 

という方は、手帳にメモするだけでも良いでしょう。

 

では、何を書くのか?

未払い残業代請求のために記録を残しましょう

 

  • 何時に業務に就いたか
  • 何時に片付けを終えたか
  • 残業した時は、何をしていたか

 

この3つです。
手帳にメモする時は、時間だけでも構いませんが、何をしていたかもメモしておいた方が証拠の信憑性が高くなります

 

ポイントは、会社に就いた時間や帰路に就いた時間ではなく、
業務を始めた時間業務を終えた時間を書くことです。

 

  • 作業着に着替える時間
  • 朝礼の時間
  • 全員掃除の時間

 

これらは全て業務ですから、始める時間を書きます。

 

  • 私服に着替えた後の雑談
  • 自由参加の研修

未払い残業代請求のための記録を書くポイント

 

これらは業務に当たりませんので、含めないようにしてください。

 

どうですか?
あなたの残業代は、きちんと支払われていましたか?

とにかく証拠が大事

やっぱり給与明細の残業時間が少なかった!
それなら、未払い残業代を請求しましょう。

 

通常、会社に「未払い残業代として金○円を支払え」と直接請求しても、簡単に支払ってくれることはありません。

 

労働基準監督署に行くか、
裁判所に行くことになります。

 

その際に、計算の根拠を聞かれても答えられないのでは、労働基準監督署はまともに取り合ってくれないでしょうし、裁判で会社側の弁護士に突っ込まれたら負けてしまう可能性もあります。

 

「何月何日の何時間何分の残業代」というように、請求した金額について計算の根拠を明らかに出来れば、会社に立証責任が転嫁され、その日その時間に仕事をしていなかったと会社が立証することになります。

推認させる証拠もあるとなお良い

労働基準監督署に行ってあなたの日記や手帳を証拠に未払い残業代があることを申し出ると、会社に対して調査をしてくれます。

 

その際、会社は労働基準監督署からタイムカードや出勤簿を提出するように言われます。

 

あなたの会社にタイムカードがなかったり、あるいはタイムカードはあるけど残業前に押すように強制されているという場合には、客観的な証拠がありません

 

すると、証拠としてあるのはあなたの日記や手帳だけ。
ここで、さらに
追加として出せる証拠があると、よりあなたの立場が強くなります

 

たとえば、あなたのパソコンのログアウト時間。これはかなり有力な証拠です。

 

タイムカードでは定時で帰ったことになっているのに、パソコンは夜23時にログアウトしている…この場合、23時まで働いていたと推認できるからです。

 

毎月、ログアウトの時間の履歴を印刷しておきましょう

 

加えて、毎日家族に宛てて「帰るメール」をしましょう。

未払い残業代請求のための証拠として家族あてに帰るメールを送る

 

日記は後で書くこともできますが、メールには日時も記録されますから、日記や手帳と同じくらいの証拠能力ではありますが「塵も積もれば山となる」です。

 

家族とのコミュニケーションにもなりますし、おススメですよ。

コラムでホッと一息

労働基準監督署と裁判所、どちらを利用するか。

 

タイムカードのコピーなどの
客観的な証拠があるなら、労働基準監督署がいいかなと思います。

 

費用もかかりませんし、証拠を持っていけば労働基準監督署の方で正確に計算してくれます。

 

労働基準監督署に調査に入られると、1人に支払うだけでは済まず、未払い残業代のある人全員に支払うことになりますので、会社としてはかなり厳しい状況になります。

 

この点をちらつかせて直接請求するのもアリかも知れません。

 

ただし、労働基準監督署が支払うように指導・勧告しても、強制力がないので、支払わないケースもあります。

 

そうなると、結局裁判所に行くことになります。

 

また、裁判では、客観的な証拠がなくても残業が認められるケースがあります。

 

日記や手帳、パソコンのログアウトの履歴といった証拠しかない場合
には、弁護士費用はかかりますが、
裁判所に行った方がいいでしょう。

 

未払い残業代請求のための証拠についてコラム

最近は、弁護士さんも身近になりました。相談が無料だったり、ホームページに費用が分かりやすく載せてあります。

 

まずは検索して相談してみたらいかがでしょうか。