残業代をもらえない!?合法な賃金不払残業について

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これは未払いではありません

残業したのに残業代が出てない!

 

ほとんどの場合、それは残業代の未払いです。
残業した時間を証明する証拠さえあれば、未払い残業代を会社に請求することができます。

 

ただし、一部には、
本当に「残業代が発生しない残業」があるのです。

残業代未払いとならない残業代がある

 

あなたの会社の所定労働時間は何時間ですか?
1日8時間だったら問題ありませんが、1日7時間30分の場合は要注意です。

残業とは1日8時間を超えた部分のこと

法律で定められた1日の労働時間(これを法定労働時間といいます)は、
1日8時間、1週40時間です。

 

そして、「残業代が発生する残業」とは、法定労働時間を超えた部分のことを指します。

 

つまり、

 

残業とは1日8時間を超えた部分のこと

1日の所定労働時間が7時間30分だとすると、8時間になるまでの30分間は、残業をしても残業代はつかない

 

ことになるのです。

 

会社としては所定労働時間を超えているのだから「残業」だけど、法律としては「残業ではない」。
その為、残業代がついてない!と会社にかみつく前に、まずは所定労働時間をチェックする必要があります。

休日にも休日割増のつかない日がある

さらに、休日出勤したのに休日の割増賃金がつかない日もあります。
それは、休日が「法定外休日」だった時です。

 

法律には休日についても定めがあり、1週に1日または4週に4日の休日(これを法定休日といいます)を与えなければいけません。

 

法定休日に出勤した場合に、休日出勤の割増賃金を支払わなければいけない、と規定されています。

 

そこで、あなたの会社が週休2日の場合、問題が発生します。

休日にお休日割増のつかない日がある

 

どちらの休日が「法定休日」なのか?
もう1日の休日はどんな扱いになるのか?

 

まず、どちらの休日が法定休日になるかというと、就業規則の定めによります。

 

土日休みの場合、だいたい法定休日は日曜日にしてあるケースが多いと思います。

 

規定がない場合はどうかというと、土日どちらかのみ出勤したのであれば、出勤していない方が法定休日になります。

 

1週に1日の休日は与えた、ということになるからです。

 

では、土日どちらも出勤した場合はどうかというと、土曜日が法定休日になります。

 

なぜ土曜日か…?それは、通達で、「暦でみて後ろの日が法定休日」と決められているからです。

 

法律では、暦は日曜日から始まりますので最後は土曜日になります。

 

法定休日に出勤した場合、つまり
就業規則で定めた法定休日の出勤や、土日両方出勤した場合の片方の休日出勤には、休日出勤の割増賃金がつきます

法定外休日には休日割増はつかない

法定休日でないほうの休日に働いた分はどうなるか…?

 

法定休日でないほうの休日は「法定外休日」といいます。

 

そして、こちらについては、
1週で40時間を超えない限り、割増賃金はつきません

 

さきほどの1日7時間30分の会社が、日曜日を法定休日と定めていた場合、月曜日から金曜日まで残業なしで働き、土曜日に出勤するとどうなるか。

 

月曜日から金曜日までで37時間30分、働いています。
ですから、土曜日は、2時間30分については残業代がつきません。

 

そして、2時間30分を超えた部分については、休日の割増(1.35倍)ではなく、通常の残業としての割増(1.25倍)の残業代が払われることになります。

コラムでホッと一息

割増賃金がいらない、というだけで、通常の賃金は支払わなければいけません。

 

ですから、給与明細の就労時間がポイントです。

 

ここに所定時間を超えて1日8時間、1週40時間まで働いた分の時間が加わっていれば、きちんと支払われていることになります。

合法な賃金不払い残業代についてコラム

 

所定労働時間分しか記載されていない場合は、サービス残業(厚生労働省では賃金未払い残業と呼んでいます)ですから、きちんと請求しましょう。